セラピーで回復した方々を対象に、
社会適応へ向けた移行期間を過ごすための居場所としてフリースペースを運営しています。
専門スタッフや他の通所者との関わりを通し、人間関係の適応力をつけます。
また、適切な学習指導も行います。
学習意欲は、いつその欲求が動くのか個々で全く時期が異なります。
学習の欲求が動いたときがチャンスです。適切な指導でどんどん吸収していきます。
これらは旧佐倉のフリースペースで効果が実証されました。
一人ひとり確実に能力を発揮していけるよう細やかに対応していきますので、塾や予備校に通う必要はありません。
フリースペースとは
一向に減らない不登校やひきこもりなど現代社会の問題を反映して、日本中にフリースクール、フリースペースが開設されました。
けれどもそれらの多くは、親切や優しさだけで漠然と対応しているものや、気合根性論からなるスパルタ形式、
集団に適応させることを目的とした調教的な方法といった外側からのアプローチに終始しているように思います。
それでは根底からの回復は望めません。
こころの内側から治癒することで、はじめて社会で適応する能力が伸びるのです。
仮にセラピーを受けて症状が消失したとしても、急に現実社会に出るのではなく、
社会に出る前の移行期間として非日常と日常が融合された空間で、
スタッフに守られながら社会で適応できる準備をすることが理想的です。